1min. ノウハウ
1min. Know-how
人事関連・採用関連のノウハウとニュースの解説です
人事関連、採用関連の知っておきたいノウハウや、気になるニュースを解説して、
ピックアップ掲載しています。気ままな、不定期の連載ですが、実践の参考にしてください。
人材を見極める…適性検査による人事マネジメント
人材の資質を分析し、人事マネジメントに活かすノウハウとして、適性分析による採用や教育等の活性化が注目されています。
(1)採用時の見極め
育ちやすい人材、育ちにくい人材の差はなんでしょうか?
定着する人材、退職する人材の差はなんでしょうか?
各社で異なる特性があると思います。
これは、採用時点では見極められないことでしょうか?
改めて認めたい人材の見極めが大切な理由は、
・採用する人材によって、成果(業績)の差が大きくでること
・社内への良い影響(活性化)、悪い影響(ミスマッチ退職)がでること
・リスクになる場合もある・・・などなど、
たくさんの理由があげられます。しかし、面接だけでは見極めが難しく、適性検査の活用がのぞまれます。適性とは、人材の行動の特性をいいます。行動が得意or苦手、コミュニケーションが得意or苦手、指導が得意or苦手・・・どんな人材かを面接と同時に、見極めることで、会社や職種ごとに、成長しやすい、活用できる人材を採用します。
(2)教育時の見極め
私たち人にはそれぞれ、どんなことでヤル気になるかの要因(モチベーションリソース)があります。しかしながら、意外とこのヤル気要因は会社として把握されていません。ヤル気要因は、例えば、目標を実現することでヤル気(達成欲求)になる人、物品や報酬(物質欲求)でヤル気になる人、学べることや研究開発(求知欲求)でヤル気になる人。また、ピンチに打ち勝つこと(危機耐性)で燃える人…。このような、どの人もが持っている特定の優れた内面を探り、話し合うことで、さらに前向きに仕事に取り組めるようになり、成果へとつながります。それが、社風にまで育っていきます。お互いが成長を実感できる目標設定と、適材適所が、成長機会を増やし人材が育つ言動力になっていきます。このような人材の資質分析は人事マネジメントにおいてさらに注目されています。
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