報道ヒストリー
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人材紹介・派遣業務など展開する、リンクコンサルティンググループ（本社名古屋市中区丸の内一ノ一七一九、和田康伯社長）は人材採用（新卒・中途）の代行業務を強化する。総務・管理といった間接部門が景気低迷から縮小傾向にあるため、採用担当者の負担軽減、コスト削減をめざす企業からの依頼が増えており、中核を成す採用センターの拡充を検討している。 採用業務は季節により稼働状況が大きく左右されるため、専属担当者を配置している企業は少数に止まっている。 代行業務はこの季節要因に着目し、人材確保の業務に特化した通年稼動の採用センターを名古屋市内にオープン、応募受付管理から会社説明代行、適性検査まで一括管理している。当初、数社だった登録企業は間接部門縮小のあおりから順調に増え、七月末現在で十数社が加盟している。今後も事業拡大が予想されるため、センターのスペース拡充、スタッフ増員など視野に入れている。 和田社長は、「採用業務をアウトソーシングすることで費用と時間を有効活用でき、企業活動を本来のコア業務に集中できる」としている。同社は人材紹介・派遣のほか、コンサルティング業務など手がけ、年間三億五千万円を売り上げている。